この思い届くまで

 今日はドッピーカン(物凄く晴れている事)の空のもと、国民平和大行進の取材。

 気付いたら一週間のうち3日はデモってる(デモに参加している事)。そんなことはどうでもいいけれど、P魂s(平和グループ)率いるサウンドカーが、約1000人のデモ行進の先頭でレゲエやらヒップホップやらを爆音で流す光景は圧巻だった。しかも、僕の大好きなボブマーレーさんの「NO WOMAN NO CRY」や「GET UP STAND UP」を大合唱。これでビールでもあれば最高だけれど仕事中。

 おもしろいことに、サウンドカーの隊列の後ろの隊列から聞こえてくるのは従来の「核兵器をーなくそー」「憲法ぉー九条をー守ろぉー」などのシュプレッヒコール。そういうのは嫌いじゃないし、むしろ好きな部類なのだが、ギャップがすごすぎる。

 でも、いろんな表現があっていいと思う。レゲエを流して平和をアピールするのが「今風」だし、若者受けするとは思うけれど、大音量が苦手な若者だっているはずだ。大事なのは「どうしたら楽しめるか」ということ以上に、「どうしたら通行人やデモに参加していない人たちにメッセージが伝わるか」ということだと思う。

 どんな大事な言葉や思いだって、伝わらなければダメってことを今日も痛感した。

 明日からも平和行進は続くから、日々ステップアップすればいいと思う。この行進の本当のゴールは、平和のメッセージが伝わるときだと僕は思う。

 あ、国民平和行進の説明するの忘れてた……。でも、疲れたからまた今度。

GOOD NIGHT&GOOD LUCK