朝起きて、顔を洗って、歯を磨いて、戦闘服に身を纏って、自慢の愛車と共に駅まで風になって、家畜列車に乗って、仕事場に着く。 仕事場と言っても仮の場所。本当の仕事は別にある。朝から夕方まで、せわしなく動くコピー機や印刷機と格闘しながら「今日の昼…

今日の空は昨日の空よりくすんでいた。 今日の希望は明日の絶望。希望と絶望はいつもセットでやってくる。 青と赤は白と黒よりはっきりしている。白と黒ではハナシにならない。 煙草とマントの恋は上手くいかない。錆び付いた脳ではこの意味が分からないだろ…

バイト→編集→バイト→編集→ときどきアレ→……。これを繰り返していると何をしているんだかよくわからなくなる。目的は明確だし、「動き出してる感」は確かにあるのだが……。 たぶん、自分というHDの容量以上のものを詰め込んでいるからだ。どんどんどんどん詰め…

「なんて大きいのだろう…」そう富士山のことである。 その昔、「不死山」と呼ばれていたらしい。 疲れたときに富士山を見ると大きくなりたいと思うのである。 でも、実際は小さくて脆い。 ちょっとしたことで、不安になって、ブレだして、イラだってしまう。…

今日は体育の日。だけど、僕はずっと籠もってビデオ編集。 体を動かすより、動かしている人を見ている方だった。 小学校の頃、スポーツができないということもあって、体育の時間は大抵見学をしていた。みんなが寒い中、サッカーやポートボールなんかをして…

日記が滞ってしまった。別に見てる人は少ないと思うが、一応いっておくと僕はこんな人間です。 「いい機会だから日記を継続しよう」と思っているだけ。 やっぱり思っているだけでは実践には結びつかない。ごく単純なことだけれど、言うのとやるのではやっぱ…

一つひとつの素材のチョイス、エッセンスをとりだしていくことは、監督のセンスと勘所にかかっている。こんなとき、専門学校時代を思い出し、「もうちょっと真面目にシナリオや構成を勉強していれば…」なんて思ってしまう26の秋。

約２年ぶりの作品制作は、「中編ドキュメンタリー」。テーマは「教育」「子ども」「思春期」「コミュニティー」…、そんな感じの作品である。以前務めていたバイト先の地域のフリースクール（以下ELMと呼称）から、「やってみないか」と言われたのがきっかけ…

今朝起きたら窓の外は雨だった。その瞬間、Ｉ上Ｙ水の有名なナンバー「傘がない」が頭の中に流れ出した。 僕は元来その日の朝に感じたフレーズや曲や歌は一日中頭の中に流れてしまう人なので、今日は一日中Ｉ上Ｙ水になりきっていた。仲間と話しているときも…

自称映像作家、フリーター、革命家、……。 肩書きなんていくらでも言える。 けれど、本当は何者なのか……。 誰と誰の子で、いつ生まれて、なんてことはわかっているが、「実際のところお前誰？」と言われたら悩んでしまう。 映像に少しでも携わっているのだっ…