ぶらりハローワーク

雨模様の金曜日の午後。JR品川駅港南口を降り、パチンコ屋やラーメン屋、定食屋などを横目に歩いていく。ガソリンスタンドとオフィスビルの間を、ちょっと申し分けなさそうに建っている。
なかには、年齢も性別も雰囲気もバラバラな人々が仕事を探していた。受付も感じのよい人々で、イメージしていたものとは違い、ほっとさせられた。
仕事がほしい――
この思いを持っている人はいくらでもいるとは思うけれど、実際に職探しに足を踏み出す勇気を持っている人はどれだけいるのだろう。そこには、勇気をあたえてくれない現実と、いまの社会構造に原因があるのだと僕は思う。
ハローワークが数多くなければいけないし、国や都・区などの行政機関がしっかりと教宣・啓蒙に取り組むことが必要だし、何よりも若い人が頑張ることが必要なんだと思う。
僕も頑張ろうと思う。