原動力は「小さな我儘」――食事日記

ここ二カ月、食事日記にハマっている。

イチタメシと名付けているその作業は、毎晩一日の終わりに食べたものをスプレッドシートに書き込む。毎食、一品ずつのカロリー、ご飯やパンはグラムを記帳する。漏れなく、ダブりなく(by HRインステュート)記帳する。きょうは何を食べ、何を摂りすぎ、何が足りなかったのかと一日を振り返る。そして、明日は何を食べようかと考え、妄想し、楽しむ。

食や自分の身体を見つめ直す時間というより、一日を総括する時間と言ったほうがいい。

入院中、看護師さんや療法士さんに言われてやっていたことなんて、退院したら続かないんだろうなと思っていた(し、周りからもそう思われてたと推察していた)のだけど、きょうで二カ月目。頭を打つと人が変わるというけれど、僕の場合は「変わった」のでなく、以前にも増して「臆病になった」のだ。

だからといって、特段、節制しているわけでもない。ベジファーストだの、ローカーボだの、グルテンフリーだのとヘルシー思考になってもいない。というか、ならない。

退院のときに、綺麗な管理栄養士さんに言われた範囲(一日の摂取カロリー、毎食の炭水化物のグラム)をまもっているだけ。

「しなきゃいけない」とか、「するべき」では続かなかったし、楽しめていない。

根っこにあるのは、明日をより快適に過ごしたいという「しごく普通の要求」と、かわいい女子にエエカッコしたいという「中2的チェリー思考」。そんな、「小さな我儘」をこれからも、持ち続けていこうと銭湯の脱衣室でおもいふける……。

コールド・ウォー 香港警察堕ちた正義

「コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義」

レオン・カーフェイとチョウ・ユンファ共演に惹かれ、レンタタル。

冒頭から物語が動きはじめ、これといった説明的なシーンもないので、てっきりラストにかけて一つ一つわかっていくのだろうと観ていたのだけど、どうもおかしい。レシートとジャケット観てみるとタイトルに「Ⅱ」の文字。「Ⅰ」があるんだ!

……とはいえ、同時進行的にシーンが重なり合う構成など見せ方もよく、演技も良し。ザッツ香港アクションを堪能。

はやく、「Ⅰ」をかりにいかなければ。

 

さとにきたらええやん

大人も子どもも生きることの「つらさ」「きびしさ」「楽しさ」は一緒。様々な境遇をもつ登場人物から、現実との向き合い方を教えてくれる作品。
もう少し定点観測的なシーン、フィックスカットがあっても良いかなと感じた。けれど、そうした「手の問題」にいかないことが、終始撮り手の目線になって、「さと」に集まる人をみることができる。きびしく、つらいなかでも、笑い、楽しむ人間の強さを感じる良作。

現場が一番!――今年「初歩き」のその後

昨日予告のとおり、きょうは、立川、調布、狛江の平和行進に同行。雨が断続的に降るなかだったけれど、曇天が功を奏したのか暑さはたいして感じなかった。もちろん、高まり、まとわりつくような湿気には勝てず、歩き出し一分でナイアガラ級に汗が出てくる出てくる。
砂川学習館前を出発した立川行進は、地域をぐるっとまわり立川駅近くの立川相互病院前まで同行。天候、日時などもあいまって活気あふれる行進とは言えなかったものの、新たな出会いもあった。後日詳しく書こうとは思うけれど、印象深いのを一つ二つ。
東京-広島コースの途中、静岡県内行進にフル参加した女性の話。背中に「核なき世界をめざして 畑田重夫」と、達筆で書かれたTシャツを着ている彼女。静岡県行進には「ひょんなことから」十三日間歩くことに。
県内行進初日の出発式に九四歳の国際政治学者、畑田さんが行進団を激励するために来たとき、思い切って声をかけたらこころよく書いてもらったのだという。「人生でも、平和活動でも大先輩に背中をぐいぐい押されているようで、十三日間楽しく歩けた。帰ってきて二ヵ月後に『核兵器禁止条約、国連で採択』の報道があって、これは絶対にTシャツを着て立川での行進に参加しようと決めたんです」。
もう一人は、八七歳の男性との話。反核平和活動には七〇年近くとりくんでいるという大ベテラン。反核活動の原点は一九五〇年の「ストックホルム・アピール」署名だった。世界五億人近区集まったこの署名運動。五〇年当時、彼は、なんと僕の地元品川区に住んでいて、職場の仲間のすすめからこの活動に参加したという。「小学校の運動会の会場前とか、商店街一軒一軒まわった。それが原点で、ずーっと歩き続けてるんです」。
調布、狛江の行進でもいくつかエピソードがあるけれど、それはまた後日。
名前も年齢も知らなかったお二人のエピソードを聞いて、やっぱり、現場が一番なんだなとあらためて思った。というお話。

今年初歩きの国民平和大行進へ

核兵器廃絶を訴え、東京広島間を中心に毎年全国各地で展開される「国民平和大行進」。
東京も、五月六日の出発、七日に神奈川へ引継ぐだけでなく、七月は北海道からの行進団からバトンを受け、都内を網の目のように歩く行進がある。その「網の目コース」のなかでも、個人的に毎年注目していた陸上自衛隊立川基地を通る行進が、きょう明日行われる。また、明日は、府中、調布、狛江の三つの市を結び、初めて世田谷区につながる行進もある。
諸般の事情から今年参加(取材)はまだできていない。この二つの行進を「初歩き」としてチョイス。参加する人や沿道の人たちの声、そこで歌われる歌、鳴らされる音楽にもたくさん触れてこようと、現在就寝準備に入っている。

はだしのゲンが見たヒロシマ上映会

映像作家、著作家、石田優子さんのデビュー作にして、漫画家中沢啓治さんの遺言的作品、ドキュメンタリー「はだしのゲンが見たヒロシマ」。そして、同作を小学校教材用に再編集した「はだしのゲンが伝えたいこと」。この二作品の上映会が、この夏、広島と東京で開かれる。
なかなかメディアに顔を出さなかった中沢さんが、最後の一滴まで絞りきるように話す姿を、新鮮にうけとめ、あたたかくとらえた同作品。現在は、フリーとして活動する石田監督の、被写体を丸ごと受け止めて「ともに」発信していく作風は、その後の著書「広島の木に会いにいく」にもあらわれているように感じる。
とにかく、そんな監督のトークもあるこのイベント。全国民必見です!
#はだしのゲン #中沢啓治 #石田優子 #SIGLO

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■日程 7月22日(土)18:00〜
    上映前に石田監督と渡部プロデューサーによる舞台挨拶あり。          
■会場 映像文化ライブラリー2階ホール
    住所:広島市中区基町3-1
■お問い合せ 広島市立中央図書館
       TEL:082-222-5542
■備考 入場料:大人380円、シニア(65歳以上)180円、平成生まれ無料

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■日程 7月29日(土)14:00〜          
■会場 広島市舟入公民館
    住所:広島市中区舟入川口町2番8号
■お問い合せ TEL:082-295-5003
■備考 入場料:無料

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はだしのゲンが伝えたいこと」上映
■日程 8月13日(日)
■会場  東京都稲城市にて
■石田監督による挨拶があります。詳細はおってお知らせします。
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地獄のバスターズ


Quel maledetto treno blindato - Francesco De Masi - 1977

味方だったはずの人たちにもクズ扱いされ、四方八方敵だらけ。ひとときの安らぎさえも許されない。そんな経験、生きていたら誰だってある。そんなダメな現状をとにかく突破するために、撃って撃って撃ちまくる。そうしているうちに、なんだか良いことが舞い込んでくるのだろう。もちろん、代償は大きいけれど…。
イタリア戦争アクション映画地獄のバスターズ」はそんな愛すべきB級作品。無茶苦茶だけど、なんだか芯は外れていない。タランティーノが「オマージュ」するだけある。
原題は「QUEL MALEDETTO TRENO BLINDATO」。直訳は「ダメージを受けた鉄道」だそうです。