1/450ということ ―つづき

 一回の取材で撮影する数はたくさん。でも、日の目を見るのは一点。多くて二点くらいなもの。でも、ごくまれに使われることもある。上の写真は〇七年に長崎出張で偶然撮影した「こっこでしょ」。秋のお祭り「長崎くんち」の催しの一つ。地元の青年団みたいな人たちが練習していたところを撮影させてもらったもの。「どうせ使わないだろう」と半ば想い出半分で撮影したものだが、先日、「長崎くんち」を取り扱った記事を担当した。「そういえば」と古いデータを探していたら、この写真が見つかった。…とこのように、いつ何時つかうかわからないのが写真なのだ。