鮮度、速度、濃度

 全国総会のため京都出張、後処理、膨大な発言のテープ起こしが始まって、先々週取材したネタを今週出してしまった。「週刊だし、ま、いいか」とタカをくくっていたボクが全面的に悪かったのだが、案の定、編集長からは「提出が遅い!」とおしかりをうけた。「あたためるなら、それなりの内容がないといけないのに、ただの報道記事になっている」「うたごえ新聞としての立場で書かれてない。書かれているとしても伝わらない」「使い古されている表現ばかり」等々、ダメ出しオンパレード。幸いボツにはならず、内容を切り替えての再提出をと言われた。
 「取材したもの鮮度があるうちにすぐ原稿化すること、あたためてもいいが、それなりの濃さがないとダメ」…何度となく言われる言葉。もちろん、全然進歩してない訳じゃないが、今回のは完全に自分の甘えだったなぁと反省。