「君が代不起立」裁判 東京地裁で判決

レイバーネットからの速報。



 「君が代」斉唱時の不起立を理由に嘱託採用を拒否された元教師十三名が、都に損害賠償を求めていた事件で、二月七日東京地裁(中西茂裁判長)が判決を出した。判決は「不起立を理由に採用拒否をするのは、都教委に許された裁量権を逸脱している」と厳しく都を指弾し、一年分の給料にあたる一人約二百十万円の損害賠償を命じた。一報が伝わると地裁前では大きな拍手が起きた。ある教員は「ほっとした。これで生徒に胸を張って教えられる」と涙を浮かべた。