リアルファイト

突きつけられた現実は、本当にヘビーだった。瞬間、何も言えず、頭の中が真っ白になった。少し経って、自分の非力さと弱さに愕然とし、憎しみすら感じた。

つぶれそうだ。折れそうだ。

心の中でつぶやいていたのかもしれないが、誰も助けてはくれない。助けを求めるのではなく、自分でなんとかしようと思っていた。なんとかなると思っていた。

しかし、

結果はなんとかならなかった。変わること、表現すること、それを求めてやってきたはず。しかし、何一つ変わってなかった。

小手先のテクニックとかセンスなんてどうでもいいってことにやっと気づいた。だから愕然としたんだろうし、変わってないって思ったのかもしれない。とりつくろってつくったものがいかに醜く不快なものかというのがやっとわかった。

しかし、不思議とあきらめはなく。むしろ、くらいついていく感じ。這いずり回る感じ。自分の本気のパンチ。それだ!

なんかすっきりした。ありがとう