エイガ探訪

 今朝、職場のメールに届いた「映画人九条の会」メールニュースから。


 「二〇〇七年の映画観客数が、前年より後退しそうです。昨年十月までの実績では、前年比97.7%。正月興行もこれといった大ヒット映画がなかったため、映画観客数の後退は確実」

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 良質な映画が、大手チェーン映画にくわれているのも一つの要因かもしれない。ますます、井筒監督の言葉――「映画を観に行くということは、そのなかに映しだされる人生を観に行くということ。人生が映しだされていない映画は映画ではない」――が重くのしかかる。