反貧困たすけあいネットワーク


 働いても食うに食えない青年たちが自ら助け合う互助組織反貧困たすけあいネットワークが十二月下旬に発足することになった。きょう、首都圏青年ユニオンNPO法人い自立生活サポートセンター・もやいが都内の記者会見で発表した。

 労働組合費も払えず労働組合にも入れない人や国民健康保険料が払えない人を対象にしているというこの「反貧困ネットワーク」は、「たすけあい制度」=病気で働けなくなったときの休業補償や無利子貸し付けを行う=や、情報の提供、相談窓口の開設、「若者カフェ」などを行っていくという。

 首都圏青年ユニオン書記長の河添誠さんは語る。「わずかな金額の支援すらできない今の社会について公的責任も追及していきたい」。 手をつなぎ、たすけあうだけじゃない。青年が自ら起ちあがる場がまた一つできた。


▲今年、五月に行われた青年大集会にて