表紙撮影
そんなわけで、本日は「社会図鑑社」総出で創刊号の表紙撮影。
テーマは「餓死」。ロケ地は区内某所。
創刊号からすごいネガティブなテーマだけど、僕らの生活に密着した大事なテーマ。
「この飽食の時代、飽食の国で『餓死』なんて」
そう思う人もいるかもしれないが、日本では毎年、100人近くが餓死している。
【厚労省の直近の調査】
2005年には82人(男70人、女12人)
2004年には71人(男57人、女14人)
2003年には97人(男77人、女20人)
「格差」や「貧困」という言葉が珍しくなくなっている。ネットカフェ難民、マック難民なんて言葉もできた。
ちょっと前なら、そういった問題も、「自己責任論」で片付けられたが、そうもいかなくなってきている。
僕らに直面する問題を、学者や研究者がつくった論文を読んで学んだり考えたりするのではなく僕らなりに考えてみたい。
そういう熱い思いと裏腹に、撮影中は笑いの絶えないこと絶えないこと……。