ビキニデー

1954年3月1日、アメリカがミクロネシアマーシャル諸島内・ビキニ環礁で水爆実験を行った。

この「ブラボー実験」の際、爆心地から150kmほど離れていた所で操業していた日本のマグロ漁船「第五福竜丸」が死の灰を浴び、無線長の久保山愛吉さんが亡くなるなどの放射能被害を受けた。

ビキニでの水爆実験は合計67回にも及んだ。この結果爆心地の3つの島がこの世から消滅し、今では低い岩礁がところどころに顔を出してかつて島があったことの痕跡を微かにとどめている。

ブラボー実験の水爆の威力は広島型原爆の1000倍であるとのこと。

水爆によってできた大きなクレーターの中には今も魚は住んでないという。