幕開け前

一日が風のように過ぎていった。

昨日までなら、仕事をしていても、どこか頭の隅のほうにドキュメンタリーがちらついていた。
けれど、修正作業が終わった今となってはもうない。忘れることのできない濃密な時間と経験ではあったはずなのだけれど……。

そう、

もう次の物語の幕が開こうとしているんだ。
もちろん、開くのは自分。

ガラスの仮面 (第1巻) (白泉社文庫)

ガラスの仮面 (第1巻) (白泉社文庫)

ちょうどこんな感じ。