カジノフォーリー

ボードビリアンのバロンさん主宰のカジノフォーリーズ千秋楽を観に、山手ゲーテ座へ。そういえば、バロンさんのライブに初めて行ったのもゲーテ座だったな。
クラウンのラブリー恩田さん、スウィングバンドClap Stomp Swingin'を引き連れ、笑いと哀愁と多幸感に満ち溢れ、新たな出会いもあったショウに大満足。
アキレス腱断裂から見事復帰のラブリー恩田さんは、体調不良で活動休止されたチェリー・タイフーンさんという方の代役だったみたいだけど、ずっと前からメンバーとともに各地をまわってきたかのような出で立ち。
Clap Stomp Swingin'もオシャレで一度聴いたら体を揺らさない様にするのが大変なくらいなスウィングを聴かせたと思ったら、巷で大人気のフリースタイルラップまで披露。関西発のスウィングバンドに出会えたことも嬉しかった。
そんな一癖も二癖もある客演陣をひきつれているにもかかわらず、飄々とボードビルの世界観を作り出すバロンさんはもはや、いちボードビリアンではおさまりきれぬ芸人になっていた。どこか悲しく寂しいバロンさんの演奏は健在。ウクレレってあんなに寂しい音色が出るんだって思った。
年内、も一度バロンさんと恩田さんのライブを観に行こう。夢を見るなら素敵な夢に限るからね。