9条壊すな!9・4総がかり行動


 集団的自衛権行使容認「閣議決定」の即時撤回、戦争関連法案制定を阻止し、総がかりで安倍政権を包囲し、退陣・政策転換を求めて、四日、日比谷野外音楽堂に5千5百人が集まった。開会三十分前から会場周辺にはプラカードや横断幕を持った参加者がつめかけた。福岡から来たという六十代女性は「黙ってたら安倍内閣に殺されてしまう。いまいやがおうでも関心を持たなければいけない時期だ」と話していた。

 集会は講談師神田香織さんの詩の朗読、フォークシンガー小室等さんの演奏なども。小室さんは黒田三郎作詩の「道」を歌った。

 東京のうたごえも会場外で、「We shall overcome」「戦争はもういやだ」(原曲『Down by the riverside』)「青い空は」他をエンドレスで参加者とシンガロング。

 この男性は、JR川口駅前で毎日、自作電光掲示板を掲げてサイレントデモをやっているという。

 「戦争させない」のプラカード。デモを見つめていた若者が「戦争してませんけど」と野次っていたが、こうした若者にも伝わることば・デモンストレーションが必要と感じた。