8/5号

 うたごえ新聞8/5号
 六八年目の広島からのメッセージ。原爆で兄弟を亡くした口数の少ない父親を見て、「原爆の惨禍を伝えること…その一つに合唱」と語る箕島雪弥さん。そして、自分は半身被爆者だがイラク戦争のこと―爆撃、劣化ウラン弾被害などについては傍観者だったとショックを受け、今年はそのことを見つめて「八月の歌」を歌いたいと語る益田さんのことばに、平和をつくるのは想像力と文化力、市民の力なのだと重く届く。平和のつどいを市と市民とが共につくりあげている狛江市の実践もそのことが重なる。玉すだれで「狛江昔話」にも興味大。
 「私たちは震災のこと、原発のことを忘れないよという気持ちを大阪城ホール一杯にして高らかに歌いたい」と力強い生野照子・おおさか祭典女性ステージ実行委員長のことば。本当に実現したい。