八強揃う

 ラグビーワールドカップ2011も予選全ラウンドが終了。ファイナリスト八組が出そろった。
 フタをあけてみればスコットランドが惜しくも落ちたぐらいであとは順当。しかし、ファイナルラウンドは一回勝負のトーナメント、何が起きるかわからない。
 準々決勝のみどころは、予選でまさかの豪州をやぶり感動を呼んだアイルランド(C組一位)VS連続準々決勝敗退を阻止して古豪復活を目論むウェールズ(D組二位)。
 もうひとつは、南アフリカ(D組一位)VS豪州(C組二位)。世界ランク二位(南ア)三位(豪州)の対戦が、準々決勝で観られるというのもW杯ならでは。この試合の勝利国が決勝トーナメントのキイポイントになるはず。
 僕は断然アイルランド推し。泥臭いプレイでファンが多いこのチームも、過去の大会はいずれも予選か準々決勝で敗退している。低いタックルと愚直なFW陣とオドリスコルを基点としたBK陣で勝利をもぎとってほしい。
 そして、はからずも決勝戦は北半球VS南半球という構図。ワクワクが止まらない。

 準々決勝
 A(八日) アイルランド(C組1位)−ウェールズ(D組2位)
 B(八日) イングランド(B組1位)−フランス(A組2位)
 C(九日) 南アフリカ(D組1位)−豪州(C組2位)
 D(九日) NZ(A組1位)−アルゼンチン(B組2位)


 準決勝
 (十五日) Aの勝者VSBの勝者
 (十五日) Cの勝者VSDの勝者