二〇一九年ラグビーW杯日本開催決定

 秩父宮で、花園で、国立で、世界各国のスーパープレイが観られる時代が来るなんて、高校二年生のとき(高一〜四まで草ラグビーチームに所属)には思ってもみなかったこと。本当に嬉しい。ラグビー協会会長の森さんGJ!
 さて、開催決定後の日本では、日本代表とトップリーグの「二つの強化」が求められる。当面、二〇一一年NZ大会では決勝T進出、十五年イングランド大会ではベスト四に食い込むくらいの目標を持ちたい。
 広報面では、トップリーグでは地上波での露出不足を改善し、どんどんメディアに打って出る。いつまでもNHKの大学ラグビー中継に頼っていてはダメ。
 設備投資面では、W杯開催決定に伴って、競技場や施設を新しくつくって、大会後に大赤字なんてことになったら本末転倒。会場はたくさんある。今までやってこなかった既存のラグビー会場の設備充実や整備に力を入れたい。また、開催前・開催後の「環境」を整えるビジョンもほしい。
 やることは山積みだが、十年間の楽しみがふくらむ。ファンとともに強くなる日本ラグビーに期待したい。