映画とトークのつどい

文化団体連絡会議が主催する「第37回全国交流集会」第一日目、九月二四日に「映画とトークのつどい」が四谷区民センターで開かれる。
上映作品は、「校庭に東風吹いて」。場面緘黙症の心の悲しみを抱えた少女、貧困から様々な問題を引き起こす少年の絶望と苦しみなど子ども達の困難に寄り添い、子どもと共に生き、子どもへの愛情を貫いた教師の物語。教師を演じるのは九年ぶりの映画出演、沢口靖子。子育てに苦しむ母親に遠藤久美子。他にも、柊子、星由里子村田雄浩ひし美ゆり子嶋尾康史、仁科貴、大塚まさじなど。

トークセッションでは、前進座俳優の紫野明日香をコーディネーターに、「校庭に東風吹いて」プロデューサー桂荘三郎はじめ、工藤芳弘(東京都教職員組合前委員長)や北嶋節子(教育雑誌『生活指導』編集)など、子ども・教育にかかわるアクティビストが「生きる力と文化 〜子どもの生きる力を信じ、私たちはどう生き、教育にどうとりくむのか」をテーマに語り合う。

開会午後三時、チケット千円。問合せ:電話〇三-三五七六-六六七五、FAX〇三-三二〇八-四〇二三