「一人語り 6段テントからみた世界」

 文団連第51回総会。“特別報告”として大月ひろ美さん(青年劇場)「一人語り 6段テントからみた世界〜高江N4テント徒然日記〜」。4年前から高江の座り込みに参加している大月さんのドキュメンタリー的なお芝居。現地で録音してきたというたオスプレイ飛行音や鳥の声も臨場感があった。
 この「一人語り」をつくり演じたきっかけは。
 二〇一一年に上演の、青年劇場普天間」で、幼い頃米兵に強姦された過去を持つヒロインを演じた大月さん。役作りのために沖縄へ。「基地がある現実」、それに抗う人々の生活に触れた大月さんはそれ以来、高江や辺野古の座り込みに参加。この思いを芝居にと一人語りというスタイルをとり、ライブを続けている。