どこに載ったかではなく、誰が読んだか

 本日、某媒体から、昨年僕が撮った写真をかしてほしいと弊社に連絡があった。昨年五月ごろに弊紙に載った写真のことである。
 もし載ればちょっと自慢できる話。なんてったって、僕が写真や記事のお手本の一つとして学ばせてもらっているところだから。
 しかし、もっと誇りたいのは、弊紙読者以外にもその写真をみてもらうチャンスがあるということ(掲載されればだけど)。
 学生時代、インディーズ時代、助手時代、そしていま。変わらずに大事にしたいことは「どこに、だれに、なにを発信するのか」ということ。
 だから、「どこに載ったか(上映されたか)」はさほど大きなことではない。「誰が読んだか(観たか)」が重要なのだ。
 すべては掲載されればの話だけど、大事にしたいことはそういうことなんだ。