少しの喜びと多くの反省

 この仕事について、ほぼ毎日のように反省しっぱなしのような気がします。それでも続けていけるのは、少しの喜びが自信につながっているからだとおもう。
 僕が働く“うたごえ新聞”は、音楽・文化情報新聞という側面もありつつ、全国にある合唱団やコーラスサークルのコミュニティ紙という側面ももっている。
 だから、編集部には全国のサークル合唱団から感想やニュース、演奏会チラシ、告知なども無数に届く。ホントに無数なんですよ。そのなかでは、「あの号のこの記事は…」など紙面感想もたくさん寄せられる。そうしてとどいたものを一部一部読んで、記帳していくのもわたしの仕事。
 さっき見つけて嬉しかったのは、つい最近のわたしの署名記事について。
 「音楽が何かを変えていくことをあらためて感じさせてくれました」。
 嗚呼嬉しい。褒められようが貶されようが話題にしてくれたことがまず嬉しい。
 今はまだ“少しの喜び”だけど、続けていけば、“多くの喜び”になるんだろう。よし、がんばろう。