二つの決勝

 ハナゾノ(八日)コクリツ(九日)、二試合とも素晴らしかった!
 ハナゾノ。実はtwitterと試合速報での文字観戦。しかし、盛り上がりは伝わってくる高校生同士のトライの応酬。キックの精度が少し気になったものの、よく走り、よく回した。後でビデオ観たけれど、高校生とは思えないパフォーマンスに二〇一五年(イングランド)と一九年(日本)への期待が高まらないわけはない。
 コクリツ。帝京のタテ突進が止まらない。まさに重戦車FW。しかし、FWに頼りきらないBKの頭の良さと防御力。早稲田はこのタテの攻撃をヨコの展開で翻弄したかったのだけど、素早いタックルで押さえられてしまった。来期、この二チームに慶應や明治など古豪が復活したら…。もう春のオープン戦からワクワクである。