集団創作


 昨日付けの日記に紹介したが、創刊号テーマは「餓死」。
 このテーマに決まったのも計三回の議論。
 「この体裁(B4、二つ折り四頁)でいこう!」と決まったのも計四回の議論。
 議論に議論を重ねること半年。三歩前進二歩後退を繰り返してきた。

 「集団議論」、ボクらが大事にしていること。ボクが「大事にしたいこと」。
 でも、時折すっとばしたいときもある。なぜか。面倒くさいからだ。
 力持ちの誰かが独裁的にやっていく方が創作としてはスムーズ。
 それでも、「集団議論」にこだわりたいとボクは思っている。
 なぜか。いろいろな視点や角度から切り込まないと深みが出ないからだ。
 安易な情勢分析や、小綺麗な解説文章はこの際いらない。
 ボクらが知恵と力を出してできた、不細工な文章の方がよっぽど深みがある。