21世紀の広島で生まれた「イマジン」

僕の上司で、たびたびこのブログにも登場している「週刊うたごえ新聞」編集長の三輪純永が、世界をつなぐ歌「ねがい」という本を、日本のプロレタリア文学を支え続けている素敵な出版社、新日本出版社から出版した。職場はその話題でいま猛烈に盛り上がっている。僕はサンプル本を貰ったその日に、山手線を一周半して読み切った。つまり、それくらいの時間(1〜2時間)で読めてしまうということ。もちろん「良い意味で」である。
登場人物の生々しい息づかい、嘘のないリアルな言葉、歌や音楽のようにリズム良く流れる文章…。その一つひとつが素敵な本に仕上がっている。自分の上司だからゴマすりのためにとか、心にもないお世辞を言っているとかではなく、これは素直な感想。
そしてもう一つ素直な感想は、「こんな流れる文章を書きたいものだ」である。
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