ゲド戦記

一週間もある「お盆休み」をどう過ごそうか考えたら、映画館に行きまくり、DVDを借りまくり、漫画を読みあさり、そんなことしか考えられなかった。貧困ですな。
いや、勿論有意義に休みを過ごそうと予定していたイベントはあったのだけれど、ボーナスが出なかった(中途採用の為、冬の一時金から)ので行きたかった「ぶらり一人旅」も行けず……。

さて「ゲド戦記」。かなり評判悪いですね。
感想は、もったいない!消化不良!って感じ。
新人でしかもアニメの演出なのだからレベルやクオリティ、画のセンスを駿さんや以前のジブリ作品と比較してもしょうがない話。もちろん新人だからと言って「しょうがない」ですまされない。作り方が雑だし、力強く出したいところも曖昧。1カット1カットにパッションが感じられない。新人なのだからそつなくこなさずパッションで勝負しなければいけないと思う。
あと、スポンサーや金を動かしている人たちにせかされて「とりあえず」な感が否めない。監督以下制作陣は(シナリオ段階から)もっと時間が欲しかったのでは? というか、もっとじっくり丁寧につくるべきだと思う。
これで宮崎吾郎氏はたくさんたたかれますよね。それでも這い上がって「ゲド」の続編じゃなくても、何でもいいけど作り続けていって欲しい。