うずうずしている…

原爆症の認定申請を却下された被爆者が国に却下処分の取り消しなどを求めた「広島原爆症訴訟」の判決が4日広島地裁であった。
坂本裁判長は国の認定基準について「機械的に適用すべきでなく、過去の一時点における一応の参考資料として評価するに留めて、総合的に検討することが必要」。各原告の被爆状況、急性症状、その後の生活状況などを検討、国がほとんど認定する事のなかった原爆投下直後に爆心地近くに入った「入市被爆者」や、爆心地から2キロ以上離れて被爆した「遠距離被爆者」も原爆症と認定、41人全員の却下処分を取り消す原告勝訴の判決を言い渡した。
色々と課題は残るのだろうが、いやはや歴史的な判決である。しかも、原水禁大会の開会総会の日にこうした朗報が飛び込むのも歴史的。
この判決に変革の息吹を感じてしまうのは僕だけだろうか……。何だかんだ言っても「日本って捨てたもんじゃあないよな」って……。
そして今、そんな歴史的な原水禁大会に行きたくてウズウズしている。明日、原稿を早く切り上げて、定時で職場を出て、最終の新幹線で広島に行く計画を密かにたてている。これはもう行くべきだ!