汗をかいた分だけ平和な世の中を

朝から新日本スポーツ連盟東京都連盟が主催する第11回反核平和マラソンに行ってきた。職場の向かいの東京協議会事務所で働くO氏が「ギターで伴奏しながら伴奏するから取材してよ」と冗談交じりで言ってきたことから一日取材を慣行した。
「走りながら平和と反核をアピールする」
何とも汗臭いデモンストレーションなのだが、今年で何と11回目を数えるのだそうだ。僕自身、いろいろな平和企画や集会に参加してきているが、これは初体験。カルチャーショックと何とも言えない感動を受けた。とにかくいい年をした人たち(若者は数えるほど)100人くらいが、汗だくになりながら沿道の人々に「反核平和マラソンでーす」と手をふりつつアピールするのだから異様だけれど、流れる汗にはしっかりとした目的がある。ただ単純にスポーツをする汗だけでなく平和を願う汗、そうピーススウェットなのである!
何よりも、苦しそうに走る人は誰一人としていないところも素敵だ。マラソンというとフラフラになっているイメージがあるが、これは競争ではないからフラフラになる必要もなければ夢遊病や脱水症状になることもない。実に健康的。
そして、僕を誘ったO氏はというと、しっかりとギターを弾きながら歌いながら走っているではないか! 後日、写真をアップするが、こう見えても僕より年下! もう尊敬というより崇拝に値する! 途中膝を痛めて完走できなかったのだが、しっかりと解散地激励として歌っていた。