セーラー服と機関銃

別れが近づくにつれて、仲が良くなってくる。
人と人との関係なんてそんなものなんだろう。
来週の火曜で今のバイト先との雇用契約が切れる。
ふしぎなものだ。勤めた当初は、挨拶以外の会話は一切なかった。
けれど、今は違う。
Yさんとは映画を観に行ったり、昨日なんか労働学校に一緒に行った。
Mさんとは、何処かに行くことはなかったが、よく話す。
役員の悪口や、仕事の愚痴なんかも……
もうすぐ何の関係もなくなってしまうと思うと少し寂しい気分にもなってくる。
人と人の関係なんて結局そんなものだ。

話しは変わって……

セーラー服と機関銃」は角川のアクション映画としては天下一品だ。
その後の内外のアクション映画に影響を与えたことは間違いない。
というか、このころの日本映画ははじけていた。
リアルタイムで体験したことはないが、作品を観れば勢いはわかる。
個人的には「2代目はクリスチャン」「戦国自衛隊」「探偵物語」など
日本映画でしか描くことができない作品ばかりだ。
興行収入やストーリーラインの質の問題は置いておいて、
コンセプトがすばらしい。