市川中車 46歳の新参者作者: 香川照之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/05/17メディア: 単行本（ソフトカバー）この商品を含むブログ (2件) を見る 自分の体に流れている“血”はどこからきていて、そしてどこへ流れていくのか。そんなことを読後感じた本…

http://www.ongakucenter.co.jp/SHOP/B9064.html いよいよ五月に「グレート・ラブ 関鑑子の生涯」が発売される。声楽家、プロレタリア音楽家関鑑子の生涯をたどりながら、文化史音楽史もたどることができる、愛と歌に満ちた一冊。ぜひご一読願いたい。

冷血(上)作者: 高村薫出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2012/11/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 53回この商品を含むブログ (55件) を見る冷血(下)作者: 高村薫出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2012/11/28メディア: 単行本 クリック: 4回この…

小説蜷川虎三 (西口克己小説集)作者: 西口克己出版社/メーカー: 新日本出版社発売日: 1988/07メディア: 単行本この商品を含むブログを見る この時期に読んでおきたい本である。「ほんものの政治」がそこにある！

阿川佐和子の世界一受けたい授業―第一人者14人に奥義を学ぶ (文春MOOK)作者: 阿川佐和子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/10/10メディア: ムック クリック: 15回この商品を含むブログ (9件) を見る あくまでも素人目線、読者目線での氏のインタビュー…

小説・みすゞ作者: 荻田芳久出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2003/08/15メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログを見る 筆者と「みすゞ」との新鮮な出逢い。作品に対しても率直。だから読者は感情移入しやすいのだ。すらすらと読むより、…

表紙はえげつないほどだけど、二千枚を越える投稿写真からチョイスされた写真は生々しく「３・１１以前」が切り取られていた。ときに微笑ましく、ときに切なく感じる一コマ一コマは必見だ。3・11以前 美しい東北を永遠に残そう作者: 小学館出版社/メーカー: …

カザルスとの対話作者: J.M.コレドール,佐藤良雄出版社/メーカー: 白水社発売日: 2009/05/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る インタビュー形式だから読みやすく、ことばにリアリティをもって一気に読めた。「幼年時代」「修業時代」「J.S…

原発と村 Vanishing Village作者: 郡山総一郎出版社/メーカー: 新日本出版社発売日: 2011/10/06メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブログ (2件) を見る 本紙にも〇五年創刊五十周年号に登場のドキュメンタリーフォトグラファー郡山総一郎さん。…

少年とバイオリン ?音楽の神様からの贈り物?作者: 滝一平,宇野亜喜良,國分紘子出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア発売日: 2011/05/14メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 六十年以上前の嘘みたいな本当の話が童話として甦る。音楽…

戦争中自粛していたという「禁演落語」の存在は知っていたけれど、戦意高揚などを目的とした「国策落語」については全く知らなかった。 戦時中の落語家たちの生活なども書かれているのだけど、一番のテーマは「笑いと戦争は相容れない」ということ。やはり“…

僕たち、プロレスの味方です作者: ユリオカ超特Ｑ；ケンドーコバヤシ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2010/11/17メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (7件) を見る ユリオカ超特Ｑさんとケンドーコバヤシさんが超…

オペラをつくる (岩波新書) 実家で見つけて借りてきた本、読み始め。 ４ヵ月ぶりの実家。父や祖母と談笑。 父は「●子さん（母の名）が定年退職したから、少なくてすんでるよ」などと言いながら年賀状の宛名書きに精を出していたので、何枚くらい？ と聞くと…

キップをなくして作者: 池澤夏樹出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/07/30メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (61件) を見る 「キップをなくしたら駅から出られないの」。女の子に呼び止められたイタル。連れて行かれたのは、ステーシ…

愛妻からみた素顔の三沢光晴―LAST BUMP作者: 丸井乙生出版社/メーカー: ベースボールマガジン社発売日: 2010/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (6件) を見る 真由美夫人の視点から描かれた三沢光晴選手の人生。 真由美夫人が…

品川の学校で何が起こっているのか―学校選択制・小中一貫校・教育改革フロンティアの実像作者: 佐貫浩出版社/メーカー: 花伝社発売日: 2010/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (2件) を見る 緻密なデータと論説、具体的な取材…

友人に「カシオペアの丘で」を貸した。僕が読んだ後、その人に読んでほしい！ というか、読ませたい！ って思ったから。 きのうの夜、職場の会議が終わったころその友人から「一気に読んだ。泣きそうになった」「自分がカシオペアの丘にいる感じになった」と…

カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)作者: 重松清出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/04/15メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (24件) を見るカシオペアの丘で 下 (講談社文庫)作者: 重松清出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/04/15メディ…

警官の血〈上〉 (新潮文庫)作者: 佐々木譲出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/12/24メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 29回この商品を含むブログ (51件) を見る警官の血〈下〉 (新潮文庫)作者: 佐々木譲出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/12/24メディ…

http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html/ref=aw_mp_1/?a=4903724190&uid=NULLGWDOCOMO 映画評論家吉村英夫氏の大学での講義録。「寅さんのシネマリテラシー」の帯にひかれて購入、即日読了。吉村氏の山田洋次礼賛が少々うざったくもあるが、初めて山田洋次作…

日本にも戦争があった―七三一部隊元少年隊員の告白作者: 篠塚良雄,高柳美知子出版社/メーカー: 新日本出版社発売日: 2004/08/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る 細菌戦部隊「七三一部隊」の少年隊員だった篠塚良雄氏の証言…

♪失業と貧乏と戦争なくそう…（「世直し音頭」）、全日自労のおばちゃんたちの地声から始まるＣＤ「世直し音頭」。働くものの想い、「世直しするぞ」というストレートな演奏が爽やかな感動をもたらす。「俺は枕木」「ヨイトマケの歌」なども必聴。 プロレタリ…

ちひろ―絵に秘められたもの作者: 松本善明出版社/メーカー: 新日本出版社発売日: 2007/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 一気に読んだ。松本善明（法律家、元国会議員）の新著「ちひろ 絵に秘められたもの」。妻で画家の故いわさきちひ…

いのちの食べかた (よりみちパン!セ)作者: 森達也出版社/メーカー: 理論社発売日: 2004/11/19メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 461回この商品を含むブログ (185件) を見る 「いただきます」、その言葉の意味は「命をいただく」ということ。 筆者、森達…

悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982))作者: 森達也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/11/18メディア: 新書購入: 2人 クリック: 48回この商品を含むブログ (106件) を見る森達也（映画監督、ドキュメンタリー作家…

爆音列島(9) (アフタヌーンKC)作者: 高橋ツトム出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10/23メディア: コミック購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (11件) を見る 「なぁ族って仕事になんねーかな？ 集会とかビッとやれば稼げるんじゃネーの？」 マ…

獄中から―心優しき革命家・市川正一書簡集作者: 市川正一出版社/メーカー: 新日本出版社発売日: 1995/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る「心優しき革命家−」というコピーのとおり、文章から優しさと革命家の不屈さを感じとることができた…

そして、一輪の花のほかは…作者: ジェイムズ・サーバー,高木誠一郎出版社/メーカー: 篠崎書林発売日: 1983/05メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る「第12次世界大戦…」からはじまる同書は、１９３９年、第２次世界大戦が始まっ…

僕の上司で、たびたびこのブログにも登場している「週刊うたごえ新聞」編集長の三輪純永が、世界をつなぐ歌「ねがい」という本を、日本のプロレタリア文学を支え続けている素敵な出版社、新日本出版社から出版した。職場はその話題でいま猛烈に盛り上がって…

本日“10／２号”校正日で一日印刷所につめる。作業は先週よりスムーズに進行し、何と夢の17時30分帰り実現したので、久しぶりに新宿・紀伊国屋書店へ。前から買いたかった板尾日記を購入。 山手線内で読了。言葉づかいや文法、そして日々の視点が素敵な本だと…