映画

 ダブルフェイス

「インファナルアフェア」の完全リメイク。舞台を横浜にしたことがよかった。キャスティングもいい。

 アンコール!!

歌は何のためにあるのか、何のために歌うのかを考えさせてくれる作品。展開が早い分、「?」と思うところもいくつかありつつ、頑固じいさんがようやく心を開いて歌っていくシーンに少し涙。

 座頭市 THE LAST

「リメイクものには気をつけろ」とはよく聞くことば。 北野武は「座頭市」をぶっこわし、みごとに北野作品へとつくりかえてしまった。それは、「どうがんばったって、元の作品のテイストでやっていたら勝新版を超えられない」と悟ったから。そこは北野監督の…

 カティンの森

ワイダ翁渾身の一作。全編冷たい質感と、要所で当時の白黒映フィルムを使用するなど世界観に入りやすかった。とにかく(気温的、体温的に)寒い。鑑賞後、戦争は愛を引き裂き、笑顔を奪うものなのだとあらためてかみしめる。

 ナバロンの要塞

ここ最近、第二次大戦づいています。とはいえ、本作はあくまでも活劇もの。史実はあるものの、アクションスペクタクルに仕上げられている。岸壁を上るシーンが山場なのに、なかなかあっさりと描かれてしまって拍子抜け。

 バルジ大作戦

「男の子心」をくすぐる戦車もの。ぼくの信条はもちろん反戦平和だけれど、正月くらい頭をすっからかんにして…。 …と思ったのだけれど、この歌を聴いて。ナチスドイツの文化政策を思い浮かべてしまい結局、血も涙も出ない戦争映画って…とおもってしまったの…

 善き人のためのソナタ

共産主義社会とは無縁の東ドイツ監視社会が舞台。すぐれた音楽(というか、文化一般)は、人のイデオロギーまでもゆさぶられる程の力を持っているというお話。

 思秋期

冒頭のシーンから「どうしようもなさ」感あふれ、ラスト前まで救いがないような気がしたが、ラストシーンでほっとする。やりなおしの物語。邦題も秀逸。

 希望の国

綿密な取材をしなければ出てこないことばや描写に驚き、つらく切ない気持ちになり涙を流した。私の隣に座っていた女性も涙をぬぐっていた。 どうしようもできない現実を目の前に、それでも生き抜かなければいけないということが貫かれている一方、死んだほう…

 あらしのよるに

台風17号が列島縦断。わたしのボロアパートもギッシギシいわしてる。たぶん、今夜は帰宅難民も出るだろうな。 でも、こんな嵐の夜は一生もののともだちに出逢えそう……。

 好きなものは……好きなんだ

「好きな映画を観まくって、それが仕事になればサイコー」という夢はずっとあって、でも、仕事となると辛いのかななんておもっていたけど、やっぱり好きなものは好きなんだと感じた土曜。 今秋公開予定の某音楽ドキュメンタリーのサンプル試聴を終える。毎月…

 シグロ・ドキュメンタリー映画特集

夏の終わりに、株式会社シグロのニュースリリースが届く。昨秋パリのシネテーク・フランセーズの凱旋上映。プロレス風にいうと、「シグロのチャンピオンカーニバル」的イベントとなる。これは観に行くしかない。 【 SIGLO NEWS 第234号 】 12.08.31 ==INDE…

 ニッポンの嘘 〜報道写真家 福島菊次郎90歳

社会や社会の嘘と向き合い、たたかい続ける福島氏の生きざまが「美しい」。「彼のように…」なんてすぐおもいがちだけど、そんなことではなく、自分なりにたたかい取材していこうとおもった。

 愛と誠

「なんでミュージカル?」とか「愛役はもっと綺麗で清純な人が良い」とかとか、賛否の否が多いらしいけれど、(三池監督ファンの前に)愛と誠ファンとしては行かないといけないでしょう。

 陸軍

映画人九条の会“反戦名作映画連続上映会”の第二弾は「陸軍」(木下恵介監督=今年で生誕百年)。 前回の「沖縄」同様、かなりのレア作品となっている。ぼく自身、作品の存在自体は知ってはいたけれど、観たことはない。(『沖縄』はVHSソフトも持っていま…

 サウンドオブミュージック

あらためていうことではないけれど、名作というのはいつの時代においても色あせずに残るもの。その時代をきりとるだけでなく、後の世に伝えるべきことをしっかりと入れ込む。 「サウンドオブミュージック」――。言わずと知れたミュージカル映画の最高峰。これ…

 余命1ヶ月の花嫁

俳優陣は瑛太さんと柄本明さんが光ってましたね。 実家の居間で榎本さんと榮倉さんが父娘二人並んで寝ていて、「(病気が治ったら)お父さんと旅行に行きたい」と言う榮倉さんに複雑な表情で「温泉でも行くか」とこたえるシーンにグッときた。 監督は廣木隆…

 ギルバート・グレイプ

本日、アスミックエースから「ギルバート・グレイプDVD復活発売決定!」のリリースが届く。まだ「DVDなってなかったのか」という感じ。 ジョニー・デップ×レオナルド・ディカプリオ共演の幻の名作「ギルバート・グレイプ」2011年10月21日(金)DVD復活…

 柳生一族の陰謀

映画 柳生一族の陰謀 予告編 trailer なぜか、年に一回、必ず観るという作品は誰でもあるはず。僕はこれ。深作監督初の本格時代劇にして東映オールスター。ダイナミックなストーリーとアクションの随所に、氏が一貫してかかげる「権力闘争の犠牲になるのは名…

 あしたが消える

二二年前(チェルノブイリ事故の三年後)、東電福島原子力発電所を追ったドキュメンタリー。骨癌で死んだ福島原発作業員とその家族からのメッセージ。ちょうど九月二日までの上映だ。よし、観に行こう! あれ? 上映時間、朝十時半から? あぁ、夏休み観れば…

 BALLAD

「BALLAD 名もなき愛のうた」を日曜洋画劇場夏休み特別企画で鑑賞。 アニメ(『クレヨンしんちゃん』劇場版)の方が良いという意見はあると思うが、こちらもなかなか。時代考証(合戦の仕組みとか)しっかりしているし、身分の違いがうむ悲恋や時代を超えた…

 はだしのゲンが見たヒロシマ

「はだしのゲン」作者、中沢啓二氏の被爆証言映画。貴重な原画がインサートで入り、リアルな語り口とともに、原爆の恐ろしさが伝わってくる。インタビューばかりで淡々とはしていた感は否めないが、必見に値する良作。

 里山の学校/遊び場のない子どもたち

子どもはどろんこになるにかぎる! 観了後、こんなオッサンじみたコトバをいいたくなるくらい、素敵でやんちゃな世界を描いていた。

 一枚のハガキ

新藤監督が一カット一カットかみしめながら撮ったような作品。ところどころにセルフオマージュなシーンも登場する。これは、戦争を憎み(反戦)、生へとひたはしる(賛生)極上の反戦・賛生映画だ。 どの場面も印象的だったが、六平直政が日の丸を背に鈴木大…

 さや侍

松本人志風の「子連れ狼」。ラストの父と娘の絆を語るシーンなんて「もろ」。 しかし、単純に楽しめる痛快な時代劇。モノクロでも味があっていいのかなとおもった。 冒頭は娘からも逃げている父が、後半にさしかかるあたりで、娘の手をギュッと強く握るシー…

 奇跡

大人からの目線ではなく、子どもからの目線をしっかりと描いている。JRとの「企画モノ」ではあるが、是枝監督の演出力は並ではない。 主題歌はくるり。PVは本編未公開シーンも入ってる。

 獅子王たちの夏

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 座頭市の歌が聞える

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 ベストキッド

カラテからカンフーに、アメリカから中国に、などなど、幾つかのマイナーチェンジはしていたけれど、もとの映画のコンセプトは失っていなかった。 ジャッキーの熟練の殺陣と老獪な演技もさることながら、ジェイディン・スミスくんの殺陣も素晴らしい。黒人な…

 座頭市血煙り街道

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